エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
第十五話 草津攻めⅡ - 毛利輝元転生 ~記憶を取り戻したら目の前で備中高松城が水に沈んでるんだが~(のらふくろう) - カクヨム
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
第十五話 草津攻めⅡ - 毛利輝元転生 ~記憶を取り戻したら目の前で備中高松城が水に沈んでるんだが~(のらふくろう) - カクヨム
前からは本曲輪から降りてくる十人。城の中心におるだけあって立派な具足の強そうな侍ばかり。真っ赤に... 前からは本曲輪から降りてくる十人。城の中心におるだけあって立派な具足の強そうな侍ばかり。真っ赤に染まった刀を構えてにじり寄ってきよる。 背後には突然十人以上の敵が出てきおった。カンカンという打合いの音と共に、儂らに続くはずじゃった三組の者たちの悲鳴が聞こえてくる。 儂らは組の者四人に、組頭をやられてついてきた三人の八人。このままじゃ挟み撃ちになってしまう。儂ら裏門を担当する大組はそれで全滅じゃ。こりゃどうしようもない。 ……ようやった方じゃないかのう。大組頭の山縣様がやられたのに目的地の三の曲輪までは来たわけじゃ。あの刀に打たれるは痛かろうが、城の奥で討ち死にじゃったら面目も……。 その時儂の耳に表の戦いの音が聞こえてきた。 そうじゃ、まだあきらめるわけにはいかん。もし儂らが全滅すれば表の者たちの苦労が台無しになる。最初は見も知らん者たちじゃったが同じ飯を食い、同じように舟を漕ぎ、浜や山を