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09 それは「歴史上の人物」ですか? | 最後の読書 | 津野海太郎 | 連載 | 考える人 | 新潮社
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09 それは「歴史上の人物」ですか? | 最後の読書 | 津野海太郎 | 連載 | 考える人 | 新潮社
敗戦後の本がない時代にそだったので、子どものころは、本は買ってもらうというよりも、どちらかといえ... 敗戦後の本がない時代にそだったので、子どものころは、本は買ってもらうというよりも、どちらかといえば、友だちの家や近所のお兄さんから借りてくるものと思っていた。 その習性が70歳をすぎたころによみがえり、いまはふたたび、本は買うよりも、おもに借りて読むものになっている。なにせ退職老人だからね、懐具合に強いられて余儀なく、という面もあるにはあるが、それとおなじくらい、いや、もしかしたらそれよりも、手持ちの本をもうこれ以上増やしたくない、という気持のほうがつよいかもしれない。 ――といったしだいで、以前であれば書店に向かっていたはずの足が、近年は、ともすれば図書館のほうに向いてしまう。先日も近所の図書館で何冊か借り、行きつけのコーヒー店で、そのうちの1冊、柴田元幸の『代表質問』というインタビュー集をパラパラめくっていたら、ふいに、こんなやりとりにでくわした。 『一人の男が飛行機から飛び降りる』の