インパール作戦後の牟田口廉也について

「人生は任務なり。人生を全うするということは任務を全うすることだ」 これはインパール作戦の後、予備役を経て昭和20年1月に予科士官学校の校長になったときの牟田口廉也中将の訓示である。なお、ビルマの第十五軍司令官時代にも同様の訓示をしている。 ※ 河邊正三と牟田口廉也については役職・階級などが変わった時、引用箇所等を除いて原則「河邊」「牟田口」で統一する。他の人物は階級や役職等をつける。戦後の記述についても「元大将」「元参謀」などとは表記せず「大将」「参謀」などと表記する。 ※ [ ]内は補足するために必要に応じて作者が加えた。 インパール作戦の失敗と河邊・牟田口の更迭 3月に開始したインパール作戦は、4月6日にインパール北方の要衝コヒマを占領したものの行き詰まっていた。 秦彦三郎参謀次長一行がビルマへ視察に来ていた昭和19年5月2日、秦次長から「いまの状態ではインパール作戦は中止した方がよ

[homarara]

「ああすれば勝てた」は今後のドクトリンやストラテジーには活かせるかもしれんが、敗北の弁護にはならん。「ああすれば勝てた」が通るならヒトラーだって勝てたわ。

[misopi]

アクロバット擁護

[MCBYND]

まぁ、今の日本もそんなに変わらないだろう。忖度文化の悪い面が、一番出てはいけない場面で出てしまった。

[z1h4784]

旧日本軍人による回顧録の類は身内に対する庇いあいが反映されているから、慎重に読まないと「あの人にも良いところはあったんだ」の罠にはまってしまう

[Iridium]

忖度やってる軍隊は負ける。戦争ほど明確な指示が必要なシチュエーションはない。

[BigHopeClasic]

よく調べられた。どれだけの手間がかかったことだろう／若き日の秦郁彦の仕事も。

[bt-shouichi]

召還をめぐる派閥の事情、予科士官学校長、敗戦／昭和27年ごろまでには激しい非難の対象になっていたようだ／昭和37年のパーカー書簡で覚醒

[atoz]

パーカー書簡を契機に自己弁護に走り始める、というのが味わい深い……。

[Caerleon0327]

牟田口廉也って、死体蹴りされすぎて、無能の代名詞として永遠に使われそう

[Cru]

その時の現場の空気というか地獄を知らず、作戦継続を逡巡してるのがまた…

[aceraceae]

興味深い。

[quabbin]

まぁ補給の問題は、一人に着せるものじゃないよなぁ

[osakana110]

インパール作戦は牟田口だけでなく日本の悪いところを煮詰めたような作戦だからなぁ…

[YukeSkywalker]

「顔色で察して欲しかった」って言われても、相手も困るだろうに。