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ファミマ1,000店に導入、JR東日本の新規事業が示す再現性 自社の課題の解決策は「他社のソリューション」になる
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大企業の新規事業は、戻ること前提の「長期研修」ではない 権田和士氏(以下、権田):続いて、JR東日本... 大企業の新規事業は、戻ること前提の「長期研修」ではない 権田和士氏(以下、権田):続いて、JR東日本のお話をお願いします。 守屋実氏(以下、守屋):JRは鉄道輸送業で、全部署を挙げて役割分担をしながら、終電から始発までみんなで手分けをして定時運行を守るようにがんばっている会社です。 じゃあ鉄道輸送業ではない新規事業をやろうとする時に「定時運行に寄与しますか?」と言うと、寄与しないんですよね。だから、本業のそばでやると、どうしても影響を受けちゃう。その時に、当時の社長だった方が「出島を作るぞ」と。 そこに50億円のお金を予算として入れて、当時経営企画室の柴田さんという方を社長として送り込んで、柴田さんは自分の信頼できる2人を連れて、3人で出島の事業会社が立ち上がった。 まず、ここがいいと思うんですよね。どうしても本体にいると本体の影響を受けるんですけども出島を作ることができた。僕は出島原理主