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少年漫画世界の心と体 - 失踪外人ルー&シー
キン肉マンで友情といえば他人のために死ぬことであり、北斗の拳で愛といえば他人のために死ぬこと。現... キン肉マンで友情といえば他人のために死ぬことであり、北斗の拳で愛といえば他人のために死ぬこと。現実世界の感覚で考えるとどうにも重すぎる愛情表現よの。まあ、これは記号みたいなもんだから。 しかし現在の少年漫画では友情が描かれれば他方で孤独が描かれるように、もっと緻密な心理描写が望まれているようだ。であるにもかかわらず、物語は数十年前と変わらず、次々出てくる敵を倒し続けるだけという人間性と一番縁遠い展開。おかげで心と体のバランスが微妙に崩れてる気がするんじゃが。 たまに目にする「ワンピースはいくら傷ついてもキャラが死なないので緊張感ゼロ」という指摘とそれに対する「じゃあ男塾やキン肉マンはどうなんだよ?」という反論なんだけど、そこら辺の秘密も上記の心問題が関係してる気がする。色々なことに思い悩み傷つくのに、死に関する方面には全く思考が及ばないっつう。昔の少年漫画なら血がいっぱい出てれば大ピンチの
2007/07/09 リンク