ダイキン好決算 メーカー「脱炭素」製品で途上国貢献

ダイキン工業は8日、令和5年3月期の連結業績予想について2度目の上方修正を行い、最終利益を2300億円から2350億円に引き上げた。 ダイキン工業は8日、令和5年3月期の連結業績予想について2度目の上方修正を行い、最終利益を2300億円から2350億円に引き上げた。米欧のほか、アジアなどの途上国での環境性能が高いエアコンの販売が好調であるためだ。環境に配慮した製品は、ほかのメーカーも注力。開催中の国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議（COP27）では、気候変動の打撃を受けた途上国の支援がテーマだが、メーカーの取り組みはこれを“側面支援”する形となっている。 ダイキンが8日、同時に発表した4年9月中間連結決算は、売上高が前年同期比29.6％増の2兆197億円、最終利益が12.4％増の1563億円だった。 中国・上海のロックダウン（都市封鎖）の影響で、日本は製品の供給不足などがあり、売上高