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ストーリー:二俣事件 66年後の巡り合い(その1) 黄ばんだ新聞の縁 | 毎日新聞
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ストーリー:二俣事件 66年後の巡り合い(その1) 黄ばんだ新聞の縁 | 毎日新聞
里山の秋は早かった。浜松市天竜区春野町。イチョウの木に抱かれるように静岡県の元二俣署刑事、山崎兵... 里山の秋は早かった。浜松市天竜区春野町。イチョウの木に抱かれるように静岡県の元二俣署刑事、山崎兵八(ひょうはち)さんの墓はあった。「父は死んで、やっと故郷に戻りました」。長女の澄子さん(77)が言うと、傍らの須藤春子さん(79)の表情に悲しげな色が差した。 この日が初対面の2人を結びつけるのは、二俣町(現浜松市天竜区二俣町)で起きた強盗殺人事件。1950(昭和25)年1月7日、一家4人が殺害されているのが見つかった。容疑者として逮捕されたのが、後に春子さんの夫となる須藤満雄さんだった。当時18歳。二俣事件である。法廷では無実を訴え続けた。 「拷問でウソの自白をさせられた。アリバイがあり犯人ではない」。内部告発したのが、事件捜査に当たった兵八さんだ。だが同年暮れ、静岡地裁が満雄さんに死刑判決を言い渡した日、兵八さんは偽証容疑で逮捕され、警察を追われた。