大和証券：日比野社長、国内株価「割安だ」 | 毎日新聞

大和証券グループ本社の日比野隆司社長は毎日新聞の取材に応じ、米大統領選後に株価が急上昇している「トランプ相場」について「米国景気は底堅く、過熱感はない」と述べ、２０１７年には日経平均株価が２万３０００円まで上昇するとの強気の見通しを示した。その上で、顧客から資産を預かり投資信託で一括運用する「ファンドラップ」などを武器に、リテール（個人向け）部門の収益拡大を図る方針を語った。 日比野社長は、トランプ氏勝利後に進む円安を反映して、輸出企業を中心に企業収益の上方修正が相次ぐとの見通しを表明。国内の株価水準について「経済の実態はだいぶ良くなっているのに割安だ」と一段の上昇に期待を示した。