都調査：「実際に危害」４割 高齢者、家庭内でも危険 | 毎日新聞

「リビング・居間の敷物」原因最多 東京都が、高齢者世帯を見守っている人を対象に、家庭内でけがや火事（危害）につながるような経験があるかアンケート調査したところ、４０．５％が「実際に危害の経験がある」と回答した。危害につながる一歩手前の「ヒヤリ・ハットの経験がある」は１９．８％。両方を合わせると、全体の６割に上った。 調査は１月にインターネットで、都内在住の７０歳以上の１人または２人世帯を、週１回以上訪れている家族や介護者などを対象に実施し、３０００人から回答を得た。家庭内で何らかの危害やヒヤリ・ハットの経験があると答えたのは１８０８人（危害経験がある＝１２１４人、ヒヤリ・ハット経験がある＝５９４人）だった。