クローズアップ２０１８：学術会議声明１年 「軍事研究」歯止め、弱く | 毎日新聞

日本天文学会の「安全保障と天文学」をテーマにした特別企画で話す柴田一成学会長＝千葉市稲毛区の千葉大学で２０１８年３月１４日、千葉紀和撮影 科学者の代表機関「日本学術会議」が、軍事研究を規制する新声明を決議してから今月で１年。学術界内外の注目を集めた声明は、戦後堅持してきた軍事研究否定を「継承」し、各学会に研究指針の作成などを求めたが、現場の動きは鈍く、実効性は揺らいでいる。一方、政府は科学技術政策の司令塔を国家安全保障重視の仕組みに一新するなど、「軍事と民生の統合」を進めている。【千葉紀和】

[joint1]

人が生きる世界を人が作っているという事を考えると、軍事研究否定という意志をもって貫徹させる事で本当にそういう世界になる可能性もあるんだよな...。

[ko-gold]

「人工知能学会は昨年、倫理指針を作ったが軍事研究の是非には触れなかった。ＡＩを搭載した兵器の是非は国際的に議論されているが「この件では何を言っても研究者に利点がない。沈黙するのが一番」と本音を明かす」