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大阪震度6弱:国宝・塑造四天王立像の宝塔落下 東大寺 | 毎日新聞
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大阪震度6弱:国宝・塑造四天王立像の宝塔落下 東大寺 | 毎日新聞
大阪府北部で震度6弱を観測した地震で、奈良市の東大寺では、戒壇堂の国宝・塑造四天王立像のうち多聞... 大阪府北部で震度6弱を観測した地震で、奈良市の東大寺では、戒壇堂の国宝・塑造四天王立像のうち多聞天(奈良時代、高さ164センチ)が右手に掲げる木製の宝塔(高さ20センチ)が落下した。宝塔は江戸時代に作られ、ほぞで取り付けられていた。破損はなかった。同県王寺町の達磨寺で、重要文化財の石塔「中興記石幢(せきどう)」(室町時代)の上部にあるタマネギ形の宝珠(高さ18センチ)が落ちて表面に傷が付いた。 京都府大山崎町の寺院「妙喜庵」では、千利休が造ったとされる茶室で唯一現存する国宝「待庵(たいあん)」土壁の外側に亀裂が入った。同町にある重要文化財で、昭和初期のモダニズム建築「聴竹居(ちょうちくきょ)」も窓ガラスが割れるなどした。