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安田さん会見:拘束10カ所転々 最後に届いた解放要求 - 毎日新聞
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安田さん会見:拘束10カ所転々 最後に届いた解放要求 - 毎日新聞
日本記者クラブで行われた2日の記者会見で、フリージャーナリストの安田純平さん(44)は、シリア国... 日本記者クラブで行われた2日の記者会見で、フリージャーナリストの安田純平さん(44)は、シリア国内で拘束された経緯などを明かした。3年4カ月に及ぶ人質生活はどのように始まり、終わったのか、詳細を追った。【林哲平、カイロ篠田航一】 安田さんがシリアに向けて隣国トルコの町を出発したのは2015年6月22日夜。案内人の指示で闇に紛れて山岳地帯を徒歩で越え、入国するというものだった。当初は国境手前でシリア側から来る迎えを待つはずだったが、別のシリア人2人組に声をかけられ、国境を越えてしまう。1時間後、2人組の仲間に捕まり、拘束場所に向かう車に乗せられた。「聞いていた話と違うと思ったが、自分でもなぜ行ったのかわからない。ミスだった」と悔やむ「手違い」が3年4カ月に及ぶ拘束の始まりだった。 危険をはらむ紛争地取材では信頼できるガイドの確保が重要なポイントになる。今回は、過激派組織「イスラム国」(IS)