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洋上風力発電:不採算の1基撤去へ 福島県の計画頓挫 - 毎日新聞
政府が東京電力福島第1原発事故からの復興の象徴にしようと福島県沖に設置した浮体式洋上風力発電施設... 政府が東京電力福島第1原発事故からの復興の象徴にしようと福島県沖に設置した浮体式洋上風力発電施設3基のうち、世界最大級の直径167メートルの風車を持つ1基を、採算が見込めないため撤去する方向となっている。商用化を目指し実証研究を続けていたが、機器の不具合で設備利用率が低い状態が続いていた。 県は原発事故後、再生可能エネルギーの導入を進めており、順調に進めば政府の後押しの下、大規模な風力発電所を建設する構想もあったが頓挫した格好だ。経済産業省関係者は「現状では維持費もかかるため、撤去方法を検討している」と話す。他の2基の実証は2018年度で終了する予定だったが、期間を延長して商用化の可能性を探る方針。 実証研究は楢葉町沖約20キロに設置した風車3基と変電所で12年から実施しており、これまでに計約585億円が投じられている。問題となっているのは出力7000キロワットの1基で、建設費は約152億
2018/11/15 リンク