「表現の不自由」考：少女像が「日本へのヘイト」にならない理由 明戸隆浩・東大特任助教 | 毎日新聞

国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」の中止を巡っては、従軍慰安婦をモデルにした「平和の少女像」や昭和天皇の肖像を含む作品が燃やされるシーンのある映像に対して、「日本人へのヘイトだ」という言説がネット上や一部報道で飛び交った。だが、ヘイトスピーチを研究してきた明戸隆浩・東大特任助教（社会学）は「これらの作品はヘイト表現ではない」と指摘する。そもそも「ヘイト」とは何なのか。表現の自由の原点とは何か。【聞き手・塩田彩/統合デジタル取材センター】

[hagakuress]

大前提として、自国の戦時性犯罪の被害者救済が、ここ25年、日本のそれに比して自らが宣う被害者中心のそれであったのか？親北進歩派として、かの国の人権には実態としてどう向かい合ってきたのか？が問われる作家。

[gryphon]

事例的には明戸氏も訳に関わったブライシェ「ヘイトスピーチ」72Pに少数派→多数派のヘイト事例が載ってるし、法的議論なら大阪条例は「日本人ヘイト」対象。事実関係がナァ（https://m-dojo.hatenadiary.com/entry/2019/12/12/113727）

[cinefuk]

「ヘイトスピーチ」を単なる悪口、と解釈することで「ヘイトクライムの準備運動（その先には虐殺が控えている）」という重要な情報が抜け落ちてしまう

[littleumbrellas]

なるほど。黒人を侮辱する表現でも黒人が多数派の国で行えばヘイトには該当しないのか。

[akupiyo]

丁寧ないい記事。 "権利の侵害が弱い人に集中してしまうことをどうやって減らすのかということを、「差別禁止」という言葉で考えてきたのです。”