検証：コロナ、出回る不明確情報 「ＷＨＯに謝罪」「政府、大量死者隠蔽」 台湾「シェア」でも摘発 | 毎日新聞

「台湾人を装った中国人によるフェイクニュースだ」と説明する調査部門の責任者、張尤仁氏＝台湾北部・新北市で１０日、福岡静哉撮影 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、インターネット上でフェイクニュースや不確かな情報が飛び交っている。住民に深刻な影響を与えかねないケースや、国際世論の操作を狙ったとみられるものもある。特に台湾は「中国が流し、市民の不安を増幅させている」として、当局や民間団体が監視を強める。一方、日本で情報の真偽を検証する「ファクトチェック」は、まだ緒に就いたばかりだ。 「台湾人を代表しテドロス氏への攻撃について謝罪します」――。９日、世界保健機関（ＷＨＯ）の事務局長に謝る「台湾人」の言葉がソーシャル・ネットワーキング・サービス（ＳＮＳ）上に拡散した。新型コロナウイルスの情報共有が国際社会で必要なのに、台湾は中国の反対でＷＨＯ総会などにも出席できない。テドロス氏はその前日にジュネー

[taketake89]

”「謝罪」について台湾当局はすぐに「発信源はすべて中国」だと断定した。フェイクニュース調査部門の責任者、張尤仁（ちょうゆうじん）氏は１０日の会見で「中国人が台湾人を装って流した偽情報だ」と指摘した”