四人一首、楽しんで ４枚の札並べ取り合うバリアフリーかるた 全盲教諭考案、普及に力 宇都宮 ／東京 | 毎日新聞

目が不自由な人に百人一首かるたの楽しさを味わってもらおうと、宇都宮市立中央小で音楽を教える全盲の教諭、南沢創（はじめ）さん（４６）が、４枚の札を並べる「四人一首」を考案し、普及に努めている。札の位置が覚えやすいため視覚障害者にもハードルが低く、「四人一首をきっかけに百人一首の楽しさを知ってほしい」と話している。【萩原桂菜】 南沢さんによると、以前から取り札に点字がついたかるたはあったが、札の位置を覚えるのが難しく、あまり広まらなかった。

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“(以前から点字付きかるたはあったが、札の位置覚え難しく広まらず)四人一首は「場」と呼ばれる競技台の四隅に1枚ずつ札を並べる。札を取合う前に読み手が4枚の位置と上の句の一部を読上げ、札を取ったら1枚を追加”