新型コロナ 鳥取・感染患者入院 職員２００人、カルテ閲覧 数十人は職務外 | 毎日新聞

鳥取県で初めて新型コロナウイルス感染が確認された６０代男性の電子カルテを、入院先の県立中央病院（鳥取市）で閲覧した職員の数が約２００人に上り、このうち少なくとも数十人は職務上の必要や研修など病院内規による閲覧目的ではなかったことが取材で判明した。病院は興味本位の不適切な閲覧があったと判断し、「県民と病院利用者に大変申し訳ない」としている。 病院によると、院内の電子カルテは医師や看護師、事務担当者ら約１０００人の職員の誰もがアクセスすれば閲覧可能な運用となっている。この男性については氏名や年齢、住所、症状や肺のレントゲン写真などが記載されていた。男性が入院した４月１０日から１４日にかけ、担当する医療スタッフや事務職員ではないアクセスが多数あり、院内で不要な閲覧をしないよう注意喚起していた。院外への個人情報流出は確認されていないとして…

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”病院は興味本位の不適切な閲覧があったと判断し、「県民と病院利用者に大変申し訳ない」としている”