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常夏通信:その66 戦没者遺骨の戦後史(12) 身元判明は1%未満 収容は「ゴールのないマラソン」 | 毎日新聞
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常夏通信:その66 戦没者遺骨の戦後史(12) 身元判明は1%未満 収容は「ゴールのないマラソン」 | 毎日新聞
第二次世界大戦の激戦地、硫黄島(東京都小笠原村)で、私は戦没者の遺骨を掘っていた。火山灰の混じる... 第二次世界大戦の激戦地、硫黄島(東京都小笠原村)で、私は戦没者の遺骨を掘っていた。火山灰の混じる黒土の中からは、文字通り数え切れないほどの遺骨が掘り出された。頭蓋骨(ずがいこつ)の上に軍靴が乗っている。手りゅう弾などの武器も遺骨と一緒に見つかる。米軍は日本軍の遺体を「埋葬」したのではなくて、「モノ」として「処理」していたとしか思えなかった。 2012年7月。私は、島中央にある自衛隊滑走路の西側で、遺骨を掘っていた。 東京都心から1250キロ南の島で、長袖長ズボン、ヘルメットをかぶっての作業だ。そんな過酷な状況で、会ったことが一回もないか、あったとしてもほとんど記憶のない父親の骨を探す遺族を手伝っていると、肉親への愛を感じた。一年中「8月ジャーナリズム」=戦争報道=をしている常夏記者こと私は、新聞記者として遺族に聞きたい事があった。「こんなに苦労しても、遺骨の身元が分かることはほとんどありま