私たち人類の集団免疫 収束への道にワクチンの落とし穴 西浦教授 | 毎日新聞

新型コロナウイルス感染症の拡大が続く中、医療従事者に続き高齢者へのワクチン接種が始まった。ワクチンの接種率が高い国では感染状況は落ち着き、収束への道筋も見通せる状態となっている。日本はワクチン接種によって、集団免疫を獲得し、流行を収束させることができるのか。理論疫学が専門の西浦博・京都大教授に話を聞いた。【聞き手・金秀蓮】 接種ワクチンに効果ある ――新型コロナウイルスのパンデミック（世界的大流行）以降、「集団免疫」という言葉をよく耳にします。感染症にかかったり、ワクチンの接種を受けたりすることで多くの人が免疫を持ち、免疫を持たない人も感染を免れる。そして、流行が収束するというイメージがありますが、予防接種が進むと集団免疫は成立するのでしょうか。 ◆集団免疫が成立するかどうかを議論する前に、集団免疫についてきちんと定義しないといけません。ワクチンは個人レベルでもコミュニティーレベルでも効果

[mmsuzuki]

“海外も含め人の往来が復活しても、心配なレベルの流行が起こらないためには、世界の国々で局所は残っていたとしても高い接種率を達成した状況にならないと、流行が持続する傾向がある”

[kazuhooku]

「接種始まった際に社会が油断して流行上向きに転じるリスク。日本で今年中に高い接種率を達成し局所しか感染しない状況を作れるかというと厳しい」「たくさんの人が亡くなるという社会的な喧騒は終わらせられる」

[hamamuratakuo]

日本人は全員コロナが人類に及ぼす影響を把握すべき。日本人はアフターコロナの先駆者になれ！　（参考）国家興亡の方程式 歴史に対する数学的アプローチ | ピーター・ターチン https://www.amazon.co.jp/dp/4799317563

[nilab]

「集団免疫が成立するかどうかを議論する前に、集団免疫についてきちんと定義しないといけません。ワクチンは個人レベルでもコミュニティーレベルでも効果があることが知られています」

[vox_populi]

「西浦博氏　厚労省クラスター対策班に参画し、厚労省の専門家組織「アドバイザリーボード」で感染状況の分析などを担う」とあるので、氏も政府のCOVID-19対策、つまり失政、の一翼を担っていると言わざるをえない。