在日33年スリランカ出身の大学教授が考える入管問題と本当の「共生」 | 毎日新聞

スリランカ人女性、ウィシュマ・サンダマリさん（当時33歳）が2021年3月、名古屋出入国在留管理局の施設で、十分な医療を受けられないまま病死した。半年がたった今も入管側の説明は不十分で、詳しい経緯は不明だ。同じスリランカ出身のタレントで羽衣国際大教授、にしゃんたさん（52）＝京都市＝は、入管側の問題点を指摘するとともに、日本社会に漂う「余裕のなさ」が背景にある、と言う。「多様性」や「共生」という言葉が盛んに使われるが、本当に実現できているのか。一緒に考えた。【鵜塚健】 発表遅れ、注目集まらないように？ 日本に暮らして33年。軽妙な語り口のにしゃんたさんだが、ウィシュマさんの話になると、雑談中の柔和な笑顔が一気に曇った。 「いやあ、ありえないですよ」。入管の最終報告書（8月10日発表）や遺族への説明によると、ぐったりしたウィシュマさんを見ながら入管職員らは冗談を放ったり、体の上をまたいだりし

[tekitou-manga]

“「私はね、右翼なんです。日本が好きだし、この国を誇りに思いたいんですよ」”左翼だってそうだよ "人と違うものを持っているって本来は誇らしいことではないんですか" そうか？関係ないだろ？なんか裏返しみたい

[vox_populi]

外国人への入管庁の非人道的な対応は、実はいわゆる「人質司法」（日本人をも対象とする）と地続き。つまり日本の行政は、警察であれ入管庁であれ、何らか法的な理由で収容した人の人権を当然のごとく無視する。