只見線10月に全線再開 11年ぶり 知事「地方創生の核に」 ／福島 | 毎日新聞

JR只見線の全線運転再開を発表する内堀雅雄知事（右）とJR東日本の三林宏幸仙台支社長＝福島県庁で2022年5月18日、肥沼直寛撮影 県とJR東日本は18日、2011年7月の新潟・福島豪雨で被災し、不通となっているJR只見線の会津川口―只見間（27・6キロ）の運転を10月1日に再開すると発表した。これにより11年ぶりに全線で運転が再開される。絶景の中を進む「世界一ロマンチックな鉄道」を活用した観光客の呼び込みが今後の課題となる。【肥沼直寛】 県やJR東日本によると、豪雨で流失した第5、第6、第7只見川橋りょうの復旧工事は全て完了。橋脚を川から離すなど、水位の上昇に耐えられるように設計した。運転再開後は1日3往復のダイヤを予定している。