焦点：養子縁組、解明進まず 旧統一教会側、大半の回答拒む | 毎日新聞

世界平和統一家庭連合（旧統一教会）のハンドブックでは、養子について「『天から授かった』という意識をもつことが大切」と書かれるなど、縁組が推奨されてきた＝大阪市北区で、山田尚弘撮影 世界平和統一家庭連合（旧統一教会）の信者間で行われた養子縁組を巡り、厚生労働省は発行書籍の表現に問題があるなどとして、教団の行政指導に踏み切った。ただ、実際に行われてきた養子縁組の実態解明は難航しており、詳しい状況も公表されていない。【小鍜冶孝志】 23日の行政指導は、養子縁組あっせん法が規制するあっせん事業にあたる行為が行われないよう、教団に法令や子どもの権利条約の順守を求める内容。通常国会の召集日であり、野党からの追及が予想されるタイミングでの対応だった。だが、発行しているハンドブックの記述や「2世」当事者への聞き取りに基づくものに限られた。 実際の養子縁組事案は同法違反に当たるケースがあるかどうかが焦点だが

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“23日の行政指導は、養子縁組あっせん法が規制するあっせん事業にあたる行為が行われないよう、教団に法令や子どもの権利条約の順守を求める内容”