山形新幹線、新型「E8系」が試運転へ 2月24日に宮城で撮影会 | 毎日新聞

JR東日本は26日、山形新幹線の新型車両「E8系」（7両編成）の試運転を2月末から開始すると発表した。デビューが予定される2024年春までの約1年間、東北新幹線や山形新幹線の線路を使って、車両性能の確認などを行う。E8系は現在の「E3系」より最高速度を25キロ上げ300キロでの運転を目指しており、営業運転が始まれば、所要時間の短縮が期待できそうだ。 JR東によると、E8系の外観は白色をベースに、上部が紫色で山形特産の紅花をイメージした黄色の帯が入る。車内は全席に電源コンセントを設置するほか、車椅子スペースも増設し、バリアフリーへの対応を充実させる。2月24日には新車両の撮影会が新幹線総合車両センター（宮城県利府町）で開かれ、鉄道ファンにお披露目される。