なぜ立候補は25歳から? 原点に「お雇い外国人」と家族観 | 毎日新聞

「若者にも立候補の権利を認めて」。10～20代の男女6人が10日、国政や地方の選挙に立候補できる被選挙権年齢の引き下げを求めて東京地裁に提訴。「国民主権や選挙の平等を定めた憲法に違反する」と訴える。そもそも、立候補できる年齢はなぜ「25歳」や「30歳」なのか。制度の成り立ちを調べると、「お雇い外国人」のある言葉にたどり着いた。【金森崇之】 ＜目次＞ ◇130年前に原形「被選挙権は30歳以上」 ◇「25歳」草案、ある意見で5歳引き上げ ◇枢密院、内閣案「25歳」を「30歳」に書き換え ◇引き下げ阻んだ「家族観」 ◇法案提出議員、理由は「誰も答えられない」 ◇総務省の見解は……海外では引き下げ相次ぐ ◇国会議員「若者に何が分かる」と罵倒 130年前に原形「被選挙権は30歳以上」 「日本の選挙制度は、起草時の理念が現在まで色濃く継承されています」。慶応大総合政策学部の清水唯一朗教授（日本政治史）

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理由が特にないという点では、海外で下がってるというのも特に理由がないのではないか。／高校を義務教育にするべきとかいう流れからすると「社会的成熟」の年齢は実は上がっている気がする。