「藤井世代」8冠崩す 伊藤七段、叡王奪取 不調も一因に | 毎日新聞

圧倒的な強さでタイトル戦を連覇し続け、8冠を独占していた将棋の藤井聡太名人（21）が、同学年の伊藤匠七段（21）に叡王を奪われ、ついに一角を崩された。伊藤七段は過去2回のタイトル戦では藤井名人から1勝も挙げられなかったが、中盤以降の戦いで見違える成長を見せて「藤井世代」の好敵手として名乗りを上げた。 「『藤井世代』と言ってもらうには、（藤井名人と）いい勝負ができないといけない」。2023年8月、竜王戦でタイトル初挑戦を決めた際、伊藤新叡王はそう語った。しかし、その竜王戦は藤井名人に4連敗の完敗だった。

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