農林中央金庫、巨額赤字を謝罪 増資や運用見直しが課題 | 毎日新聞

農林中央金庫（農林中金）は21日、東京都内で総代会を開いた。奥和登理事長は出資者である全国の農業協同組合（JA）関係者らに、2025年3月期の連結最終（当期）損益が巨額赤字に陥る見通しとなったことを謝罪した。今後は財務改善に向けた増資計画や有価証券の運用見直しが課題になる。 総代会は奥氏の続投や役員報酬の減額を決定。24年3月期の配当を無配とすることも承認した。 農林中金の赤字は1兆5000億円規模に上る可能性がある。増資は1兆2000億円規模で検討しており、既にJAなどと協議を進めている。奥氏は総代会後、記者団の取材に「財務状況を説明し、資本に関してもしっかりお願いした」と語った。

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「米国の金利上昇により、保有する米国債などの価格が下がり」その分為替は有利になったはずだが。