安倍氏が社会福祉に残したもの | 令和の幸福論 | 野澤和弘 | 毎日新聞「医療プレミア」

安倍晋三元首相が、今月8日、参院選の応援演説中に銃撃され亡くなりました。少子高齢化、経済の停滞、格差の拡大、人口減少とさまざまな課題が山積する中、8年8カ月という歴代最長期間、首相を務めた安倍氏が社会福祉の分野で果たした役割とは。野澤和弘さんは、長い時間軸から見た冷静な判断が必要と話します。 思想と政策は一致しない 凶弾に倒れた直後からネット上で毀誉褒貶（きよほうへん）が飛び交う。死後にこれだけ激しく愛憎がぶつけられる政治家がいただろうか。情に流されて非業の死を遂げた人を美化することは禁物だが、だからといって故人を全否定するような酷評に接すると複雑な気持ちになる。 「戦後レジームからの脱却」を掲げて首相になり、歴代最長の政権を担った安倍氏は憲法改正や防衛力強化などタカ派的な面を語られることが多い。一部のリベラル派メディアや野党への敵意をあらわにした言動が、右寄りの政治思想をさらに際立たせる

[quick_past]

なんだこの忖度記事は

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個人的にこのあたりの政策は評価されるべきと以前から思っていた。ただし、評価する側（主に社会福祉専門のアカデミシャン）党派的に認められないんだろうね

[kechack]

　安倍氏は社会福祉に熱心だったわけではない。むしろ消費税を上げて社会保障財源にすることが決められていたことを足かせのように思っていたはずだが、結果的に3党合意は安倍政権によって花を開くことになった

[deep_one]

「安倍氏の本音がどうだったかは別にしても」「渋々と……という感じではあったが」「安倍氏本人の思想信条とは別に」「自ら原因を作っておいて後から改善策を打ち出す」という点が含まれているので大体納得（笑）

[AKIT]

安倍政権の社会保障政策についての評価。私自身は安倍政権に対してはかなり批判的だが、彼が残した(正の)レガシーについても冷静な評価が必要だと思っている。

[addwisteria]

"安倍氏個人の思想信条やキャラクターへの好悪"に基づいた全肯定・全否定が目に付きすぎてなぁ。成果を挙げた政策・方針は現与党はもとより野党も評価して引き継がないと。実態としては記事の通り改善多いんだよな。