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漫画家とアシスタント【夏目房之介のマンガ与太話 その3】 | マンバ通信
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漫画家とアシスタント【夏目房之介のマンガ与太話 その3】 | マンバ通信
谷口ジローのトーンワークの凄さは、じつはアシスタントの技能で谷口本人の作業ではない。だから谷口作... 谷口ジローのトーンワークの凄さは、じつはアシスタントの技能で谷口本人の作業ではない。だから谷口作品のすべてを彼個人に帰すことはできない。むしろ共同制作、工房的な集団創作物と見なすべきである。前回の最後にそんな見方を示唆しておいた。この考え方には一理ある。編集者の関与が作品を左右する日本の漫画制作現場では、実際出版社やTV局などが主導して作家を選ぶ制作スタイルも普通にあるし、むしろ共同著作物と考えたほうが近い場合もあるからだ。 しかし、谷口のアシスタントたちの発言を総合すると、漫画家とアシスタントの関係はもう少しややこしい。谷口の背景についての指示はごく簡単だが、やたらと高いハードルを課せられる。『神々の山嶺』では「登れない山を描いて」だったし、大抵は写真を資料として渡されるがそのままトレースすることは許されず、時には資料もなく「何かすごいの描いてよ」といわれるだけだったりする*1。 アシに