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利益をあげなければ生産性なんかあがらない
「働き方改革」という名の残業時間削減の動きがグダグダでうやむやになったまま新年度を迎えてしまいま... 「働き方改革」という名の残業時間削減の動きがグダグダでうやむやになったまま新年度を迎えてしまいました。長時間労働を美徳とするのは日本企業の文化、みたいな捉え方をしているおじさま達もたくさんいるとは思いますが、たぶん、戦後〜バブル頃の短い時間の成功体験(というか結果論)をずっと引きずっているんでしょうね。 働き方とか、長時間労働とか、もはや政府が号令をかけてなんとかするという時代はとっくに終わっていると思います。今後は、「経営層がリーダーシップをもって働き方改革をする」ということができない企業では誰も働いてくれないようになるでしょう。企業の都合だけ一方的に押しつけるわけにはいかないのです。 さて、「働き方改革」の流れで昨年末から「生産性」という言葉が1つのキーワードとして取り上げられるようになってきました。伊賀泰代氏の『生産性―――マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの』という本もベストセ