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アウェイというホーム佐々木典士
フリーランスになり、半年が経った。 この年齢で、平日の昼間からウロウロしている人はあまりいないので... フリーランスになり、半年が経った。 この年齢で、平日の昼間からウロウロしている人はあまりいないので、いつもそこの場所から浮いていると思う。 図書館やジムに行けば、退職者らしきおじさま方ばかり。 スーパーに行けば、専業主婦らしき女性が多い。 自分は一般とは違う、という感覚はおもしろさもあり、気になるときもある。 どこかへ出かけるのもたいてい1人。 ワークショップやイベントに参加するのも平日だったり、趣味が特殊でもあるせいか(鹿の解体とか)1人で参加することが多い。旅も1人が多い、食事も1人。まわりには、グループで楽しそうにしている人がいる。 アウェイ感を感じることもあるが、いつしかその状態が当たり前となってきた。 そうすると、居心地の悪い場所があまり気にならなくなってくる。居心地の悪い場所こそ、でかけてやろうという気になってくる。 どうやら「アウェイであることが、ホーム」という状態になってき