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無料オリジナル小説 ボラ魂2ー4|3億円詐欺られたweb漫画家・マーティー木下の部屋
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無料オリジナル小説 ボラ魂2ー4|3億円詐欺られたweb漫画家・マーティー木下の部屋
昼休み。B棟三階。手芸部室。教室全面に手芸部の作品が置かれた、非常にファンシーな部屋だ。中には真... 昼休み。B棟三階。手芸部室。教室全面に手芸部の作品が置かれた、非常にファンシーな部屋だ。中には真子と千佳子の二人。中央の机をくっつけ、向かい合わせで椅子に座る。机の上には二人の弁当箱と水筒。昼食は手芸部でまったりと食べる。それが彼女達の日課だった。 「へぇ〜、またなんか色んなの増えてるね〜」 箸を持ちながら、真子は感心するように囁く。目線の先には、タペストリー、編み物、ぬいぐるみ等、様々な物があった。 「うん〜、あっそうだ。あれ見て〜、私が造ったんだよ〜」 千佳子は近くの展示ケースを指差す。その先には、何かヒトデの様な物があった。 「新作ぬいぐるみの“さざんくろす“だよ〜」 「おぅっ」 “さざんくろす”はとても奇抜な形をしていた。白い星形の身体、飛び出た丸目、三つ指の手足、お茶目に舌を出した口。一言でいえばとても不気味。真子は引きつった笑顔で、 「なんてゆーか、超ち〜こっぽいね……」 「へ