萌えゲーアワード 2023年度 シナリオ賞 受賞作品発表

受賞コメント 『サクラノ詩』完成後に少し心を痛めてしまって布団から出られない生活が半年ぐらい続きました。その時に自分を支えてくれた言葉が皮肉にも自分をここまで追いやった『サクラノ詩』の台詞でした。 これは『素晴らしき日々』の時も同じで、なぜか自分がその後に陥る状況を救う様な言葉が見つかります。 自分はイタコの様なシナリオライターだと思っています。 つまり、この世にないキャラクター達の声を現実世界で形にする仕事です。 もちろん彼ら彼女らに過酷な状況を与えるのは僕ですが、それでもキャラクター達はボクが考えている以上にいろいろな事を喋ります。 いつしかただ優しいだけの物語が書けなくなり、キャラクターが発する言葉でしか物語を紡ぐことが出来なくなりました。 そして、そんな物語を支持してくださる方々がいる事に本当に感謝しています。 作品が生まれるには土壌が絶対必要です。 それらはみなさまが作ってくださ

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“CRAFTWORK最新作『Geminism 〜げみにずむ〜』脚本担当の旭です。この度はシナリオ賞を頂けて大変光栄です”