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閉じ込められた部屋(51) - 創作ノート
美和は持ってきたバッグを開き、その中から一つの包みを取り出した。 昨日この病室を訪れた際に、この部... 美和は持ってきたバッグを開き、その中から一つの包みを取り出した。 昨日この病室を訪れた際に、この部屋の殺風景さがひどく気になっていた。 何か気分を変えてくれるようなものをこの部屋に置きたいと思った。ただし、真尋が入院しているN大学附属病院では生花のお見舞い品は禁止されている。先ほど面会の受付をした警備室の横にも、目立つように赤字で、 「感染症予防のため、当院では生花のお見舞い品は禁止となっております」 という表示がなされている。それを見て美和は、生花が駄目なら、何がいいだろうかと考えた。とりあえずまずは店に行ってみてそこで色々と見てみることにした。そして昨日の面会の帰りにそのまま駅前のデパートに行き、そこで店員に勧められた品物を買ってきていた。 包みを丁寧に剥がす。 包みの中から一本の瓶が出てきた。その瓶の中では、鮮やかなピンク色のバラが液体の中に浮いていた。ピンクは真尋が好きだった色だっ