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「金属疲労」についておさらいする
ここからは繰り返し荷重の場合を述べます。荷重回数が1回のときの疲労限度は引張強さになります。荷重回... ここからは繰り返し荷重の場合を述べます。荷重回数が1回のときの疲労限度は引張強さになります。荷重回数が100回の場合、ギリギリ破断しない応力振幅は引張強さよりも小さくなります。荷重回数をいろいろと変えて、ギリギリ破断しない応力振幅を測定してグラフにしたものを「S-N曲線(stress-number of cycles curve)」といいます。図2にS-N曲線の例を示します。 図2左は鉄鋼材料の場合で、この応力なら何回荷重を繰り返しても疲労破断しない応力振幅(疲労限度)となります。図2右はアルミ合金とオーステナイト系ステンレス鋼(SUS304ですね)の場合で、未来永劫(えいごう)疲労破断しないような応力振幅は求まりません。このようなケースでは、例えば107回の繰り返し荷重に対する応力振幅で代用します。時間強度ということになります。本連載では、疲労限度と時間強度の両者をひっくるめて「疲労強度