碑銘を刻むように生きる

どのような人にでもいつかは「死」が訪れますが、まだ生きている人の死やその前後について話題になることは一般的に少ないです。その背景には「そんな不吉なことについて考えるなんて縁起でもない」という考え方があったり、暗い雰囲気にさせたくない、心配をかけたくないという気持ちがあったりします。 その結果、「死」について考えたり語り合ったりする機会もないまま、いざ「死」が家族の誰かに差し迫った時に揉め事になったりすることもあります。この間ツイッター上で話題になっていた下記のツイートもその例と言ってよいでしょう。 胃ろうを拒否しているのにご家族が勝手に手術の予定を立てている入居者さんに、 ケアしながらそっと聞いてみた。 「胃ろう、決意されたんですか？」 口でパクパクと イヤダと言ってる。 こんなに本人が嫌がってるのに、 ご家族が 「本人には判断能力ありませんから」って勝手に手術できるの？ — タガメ＠沼の

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死を意識することで生を実感できる、という側面。バロック時代には特にメメント・モリと称された。