日中戦争のアルバム

（1） 生前、父は私（戦後まもなく生まれ）に中国での戦争体験について一言も語らなかった。とても家族に言えないような事をしたのであろうと、私は後に悟った。同世代の友人の父親も日中戦争についてはほとんど語っていない。いくら国の命令とは云え、他国を蹂躙し人命を奪った非道な行為をわが子には言えないであろう。世論操作に騙されたとか最高責任者が加害責任を取らなかったという言い訳で良心が免罪されるとは思えない。 （2）父の唯一の趣味は写真だった。日中戦争の頃は規制も緩かったようで、写真撮影は部隊の中でも重宝された様子が窺える。父は一言も語らなかったが、アルバムは日中戦争の真実を残してくれた。私は、これをホームページにアップして後世に残すことが役割と考えた。 （3）はだしのゲンの首切り場面が残虐だから子どもに見せないという。違う違う、数10年前に何百万人もの男達が、子どもに言えないような加害行為を国の命令

[TakkyUC]

たったこれだけの写真を見ただけでも、いろいろわかる事が多い

[questiontime]

戦争で「されたこと」と同じかそれ以上に「したこと」を記録し、記憶することが重要。

[nabeteru1Q78]

日中戦争の写真。日本中にこういうのが埋もれているんだろうな。それにつけても軍紀の緩さよ。旧軍は、捕虜になることを「辱め」としたが、捕虜になったときの教育をしないのでペラペラしゃべってしまう。