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「父は認知症になることができた」息子が語る医師・長谷川和夫の姿(上) | なかまぁる
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「父は認知症になることができた」息子が語る医師・長谷川和夫の姿(上) | なかまぁる
物忘れが気になって医療機関を受診すると、「いまから言う3つの言葉を覚えておいてください」「100から... 物忘れが気になって医療機関を受診すると、「いまから言う3つの言葉を覚えておいてください」「100から順番に7を引いてください」などの検査を受けることがあります。日本中で広く使われている認知機能の検査「長谷川式簡易知能評価スケール」です。その開発者としても知られる長谷川和夫さんが2017年、自ら認知症であることを公表したのです。「認知症の権威も認知症になる」と驚く人も多かったなか、家族はどう感じたのでしょうか。息子であり精神科医でもある長谷川洋さんにうかがいました。 認知症になれるほど長生きしてくれた。そのことにまず感謝を 長谷川和夫さんといえば、認知症研究の第一人者であり、臨床医として何千人もの認知症の患者を診てきた医師です。以前は当たり前のように使われていた「痴呆症」という呼称の変更に尽力し、当事者を中心にした「パーソン・センタード・ケア」の普及にも尽くしてきた人。 そんな長谷川さんが「