車イスでぼくは空を飛ぶ - 成馬零一が考えていること。

http://www.ntv.co.jp/24h/contents/drama2012/intro/index.html プロデューサー・河野英裕、演出・佐久間紀佳という『Q10』『妖怪人間べム』のチームが作った２４時間テレビ内で放送されたチャリティードラマ。主演は二宮和也。 実話を元にした話ということなので、どれくらい脚色されているのかわからないが、（結局、翌日に放送されたドキュメンタリーは見逃した）こんなの放送していいのかっていうくらい問題作だった。 放送日は、２４時間テレビは偽善とか見ないで言って、ドヤ顔してる人がツイッターでやたら多いのにげんなりしてた。 別に２４時間テレビを全肯定するわけじゃないけど、チャリティーに対してひねたスタンスをとる自分がカッコいいという態度は自分が学生時代にはすでにビートたけし的な毒舌を経由して誰でも言っていた。そこから２０年近くたって、二度の震災を体験

[otokinoki]

『何が起きるかというと、障害者を健常者が支えるという一方的な物語が崩壊し、誰が社会的弱者だかわからなくなっていく（略）誰もがふとしたタイミングで弱者になってしまう今の日本の現実と直面させられてしまう』

[yojik]

24時間テレビ全体のノリはやっぱり苦手だけど、すごく志の高いドラマだったんだなー。(見ればよかった)