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第3章 冒険家の食欲 後編
この話をするとき、植村はほんとに唾を呑みこんで、食べたいという表情になったのが忘れられない。 キビ... この話をするとき、植村はほんとに唾を呑みこんで、食べたいという表情になったのが忘れられない。 キビヤックについて長々と引用したのは、キビヤックにまつわる次のような植村のエピソードを紹介したかったからである。 78年の「北極点犬橇単独行」の冒険のときである。彼はまずグリーンランドに行ってエスキモー犬を集めたのだが、そのときシオラパルクの養父イヌートソアが、キビヤックを20羽ほど植村にわけてくれた。植村は大切に持ち帰り、カナダのアラート基地のサポート隊にそれを托した。ところが何日か後に、キビヤックが紛失した。どうやら同じ時期に北極点を目ざしていた日大隊に参加していたエスキモーのしわざだった。彼らが基地に遊びにきて、この大御馳走を見つけて食べてしまったらしい。 キビヤック紛失を、基地から無線で聞いた植村は、傍目には異様なほど紛失事件にこだわった。北極点を目ざす植村は、出発直後から乱氷帯に突入し、