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新型コロナの「ヒトの細胞にくっつく吸盤」のような構造が解明!ワクチン開発に貢献 - ナゾロジー
世界各地で猛威を奮っている新型コロナウイルスですが、ワクチン開発につながる大きな進展がみられまし... 世界各地で猛威を奮っている新型コロナウイルスですが、ワクチン開発につながる大きな進展がみられました。 米国の研究者たちによって、新型コロナウイルスの表面にある「スパイク」と呼ばれる、突起状のタンパク質の3次元的な構造が明らかになったからです。 スパイクはまるで「吸盤」のように外側に向けて広がった形をしています。 新型コロナウイルスによる感染は、この「吸盤」の上部分がヒト細胞にくっつくことで始まります。 またワクチンを開発するには、このスパイクの構造を理解することが必要不可欠となります。 スパイクの構造解析によって、抗ウイルス薬やワクチンの開発は進展するのでしょうか? コロナウイルスの感染方法ウイルスの増えるしくみ/Credit:近畿大学病院一般的に、ウイルスによる感染が成立するには、ウイルスの体がスパイクによって、細胞に結合する必要があります。 結合した次は、ウイルスの表面分子の出番です。
2020/02/22 リンク