“開発を終わらせる”哲学から生まれるゲーム制作。17年にも及ぶ「軌跡」シリーズを振り返りながら日本ファルコムが「何を大事にしているのか」を近藤社長に聞く

そういう意味では、いちばん関わっているのは完成直前（インタビューは8月に実施）のいまかもしれない（笑）。最後のほうのまとめ役ですね。もともと僕が開発に関わり始めたきっかけは、開発の最終段階でまとまらないとか、行き詰まったチームを助けていくという役割だったので。今回も、最終的にゲームをまとめるときに、「ここはこうしよう」、「これは変更したほうがいいんじゃない？」といったことを話し合って。ディレクターとはまた違うんですけど、開発を終わらせるためのディレクションというか。そういう形で今回の『黎の軌跡』にも、ある程度関わっています。 ──その場合、最終的な部分を決めるのは近藤社長なんですか？ それとも開発チームが決めるのを促す役割なんですか？ 近藤氏： 決めるのを促す役割ですね。以前は僕が決めていましたけど、「軌跡」シリーズは開発期間が長いし、とくに『黎の軌跡』は初作ということでさらに長めに取って

[htnena6596357]

話を終わらせる哲学も学んでください。いつまでもダラダダラ続けて次作に続くを繰り返されても困るんですよ

[Expway]

一時期アジアのゲームをローカライズしたり色々やってたよね。

[yarumato]

“絶対に受け継ぎたいのは、NPC全員に名前をつけて、ゲームの進行に合わせてフラグごとにセリフを変えていく。当時『英雄伝説』を好きだった人間は、まずそこが好きだった。主ストーリーの視点深くなるセリフ”

[eroyama]

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