医療器具の操作ミスで30代患者が死亡 高松赤十字病院「情報伝達や器具の知識不足などが原因」 | KSBニュース | KSB瀬戸内海放送

2021年11月、高松赤十字病院で30代の患者が医療器具の操作ミスで亡くなりました。 高松赤十字病院によると、2021年11月、急性リンパ性白血病の治療中だった30代の患者が敗血症性ショックで緊急入院し、集中治療室で治療にあたりました。 呼吸が安定したことなどから、入院5日目に別の部屋に移動することになり、関係者にミーティングで周知しました。 その後、移動が取りやめになりましたが、一部の看護師には変更が伝わっておらず、看護師5人で患者を別の部屋に移動しました。その際、肺に酸素を送る医療器具の操作を誤り、患者は「緊張性気胸」で亡くなりました。 病院は、情報の伝達や医療器具の知識不足などが原因だったとして、声出し確認を行うことや研修を実施するなどの再発防止策をまとめました。 西村院長は「真摯に反省し安全な医療の提供に努める」とコメントしています。