「デジタルうつ」にならないため「ぼーっとする時間が大切」 日本疲労学会の講座で特命教授が講演（京都新聞） - Yahoo!ニュース

日本疲労学会の市民公開講座が大阪市で開かれ、疲労と老化に関する病態生理研究の第一人者である片岡洋祐・神戸大特命教授が「脳科学からみる疲れをためないライフスタイル」と題して講演した。 片岡教授は、日本疲労学会による疲労の定義「過度の肉体的および精神的活動、または疾病によって生じた心身の活動能力・能率の減退状態」「独特の不快感、休養の願望、活動意欲の低下を伴うことが多く、これを疲労感と呼ぶ」を説明。いろいろある疲労の原因として、精神ストレス、身体ストレス、環境ストレス、睡眠リズム障害、感染、病気などを挙げた。 【図解】脳疲労のサインとは 実験で疲労した動物（ラット）を調べたところ、生き延びるために肝臓がエネルギー産生に力を振り向け、解毒を後回しにしていた。そのため肝臓の働きに異常が生じて、炎症と繊維化が進んだ。脳にも病気のときのような炎症が生じて「しんどい」と感じるという。疲労は「（病気へと進