工業地域の遊休地が商業地域に きっかけ作ったヨーカドー八戸沼館店（青森県）、26年の歴史閉じる（Web東奥） - Yahoo!ニュース

31日に閉店したイトーヨーカドー八戸沼館店が立地する青森県八戸市沼館地区はもともとは工業専用地域で、長い間遊休地だった。1994年に市が沼館再開発地区計画の都市計画決定を告示し、98年3月12日、同店を核テナントとしたショッピングセンター・ピアドゥがオープン。これを皮切りに周辺の商業集積が進んだ。 2002年にはピアドゥのテナントとしてトイザらス、ヤマダ電機が開店。06年3月にはピアドゥ南東に複数の商業施設からなる「アクロスプラザ八戸沼館」がオープンした。09年4月にはピアドゥに隣接する旧八戸漁連ドック跡地に建設された商業施設「シンフォニープラザ沼館」が開業した。 ピアドゥ一帯の集客力を見込み、周辺の道路沿いにも家具量販店や飲食店などが出店。県南地域や岩手県北部など広域から大勢の人が訪れる商業を軸とした集客エリアに成長した。 元市都市整備部長で、第三セクター「まちづくり八戸」の妻神敬悦企画