茨城の休日県議会、議員通じて傍聴人“動員” 「演出だ」の声も（毎日新聞） - Yahoo!ニュース

参考人の建設業者の意見を聴く県議（手前）や傍聴人（奥）ら＝水戸市笠原町の県議会で2023年6月17日午後2時30分、長屋美乃里撮影 議会改革度全国1位の茨城県議会が17日、休日議会を開いた。休日開催は3回目。初めて分野別に政策を議論する常任委員会を開き、約190人が傍聴した。関心が低い層の掘り起こしが狙いの休日議会だが、多くは県議の声掛けで来場した支持者で、一部の県議からは「演出だ」と疑問の声も上がる。【長屋美乃里、木許はるみ】 休日議会では午後1時45分から約1時間、各常任委員会室で防災や部活動などのテーマに分かれて意見交換が行われた。教職員や学生、事業者など参考人の話を聞いた後、傍聴者も質問をしたり意見を述べたりした。 公明党の村本修司県議から声を掛けられ参加したという日立市の会社役員の男性（71）は「今までは人ごとだったが、防災についてもっと理解を深めようと思った」と話した。 県議会