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なぜロシアは今も「苦難のロシア」であり続けているのか(河東哲夫)(ニューズウィーク日本版) - Yahoo!ニュース
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なぜロシアは今も「苦難のロシア」であり続けているのか(河東哲夫)(ニューズウィーク日本版) - Yahoo!ニュース
<近隣諸国との血みどろの戦いで巨大帝国を築き上げたロシア。ウクライナ侵攻から垣間見える不可解な権... <近隣諸国との血みどろの戦いで巨大帝国を築き上げたロシア。ウクライナ侵攻から垣間見える不可解な権威主義の源泉とは> 容赦ないウクライナへの攻撃を続けるロシア。毎日殺されていくウクライナの民間人、そしてロシアの将兵に対して、これっぽっちの哀悼の意も見せない。この人間軽視のメンタリティーはどこに発するものなのか――。その謎を解くには、1000年を超えるロシアの歴史をひもとかなければならない。【河東哲夫(外交アナリスト)】 ●脚は震え、姿勢を保つのに苦労 プーチン「重病説」を再燃させる「最新動画」を見る 「苦難のロシア」という言葉がある。何も隔てるもののない大草原に住むロシア人は古来、周囲の諸民族と戦い、殺し殺されてきた。13世紀のモンゴルの来襲以後は200年余りにわたる支配を受け、17世紀初めには約4年にわたってポーランド軍にモスクワなどを占領された。その後も1812年のナポレオン軍、1941