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暴落したボロ株集め、東武鉄道を再生、沿線に工場配置 根津嘉一郎(上)(THE PAGE) - Yahoo!ニュース
(この記事は、2016年10月07日に月額有料サービスで配信した記事の再掲載です) 実業家でもあり、政治家... (この記事は、2016年10月07日に月額有料サービスで配信した記事の再掲載です) 実業家でもあり、政治家でもあった山梨県出身の初代根津嘉一郎(ねづかいちろう)が、「鉄道王」と呼ばれた所以は当時、不振に陥っていた鉄道会社の再建を行ったことにあります。その手法「ボロ株張り」とはどんなものだったのでしょうか? 勇猛果敢、堅忍不抜など数々の四文字熟語で形容される蛮勇、根津の投資家人生を市場経済研究所の鍋島高明さんが解説します。 鉄道事業で大成した「甲州財閥」 山梨県は昔から数多くの冒険的事業家(投機師)を生んできた。若尾逸平、雨宮敬次郎、小野金六、小林一三、そして根津嘉一郎らは束ねて「甲州財閥」と称されるが、いずれも鉄道事業にからんで大成した人々。交通の便の悪い山梨という土地柄が彼等を鉄道事業に走らせたのかも知れない。エッセイストの鹿島茂はその著『破天荒に生きる』の中で、根津をこう評している。
2018/01/24 リンク