資料館訪問「一定の成果」 滞在短時間に疑問も 広島被爆者ら・G7サミット（時事通信） - Yahoo!ニュース

首脳らの原爆資料館視察後、広島県原爆被害者団体協議会の箕牧智之理事長（81）は「（資料館に）入ってから出るまで40分。焼けただれた三輪車や弁当箱の展示を見てもらえたのか」と滞在時間の短さを指摘した。 【写真】平和記念公園で原爆死没者慰霊碑に献花するバイデン米大統領、岸田文雄首相、マクロン仏大統領、トルドー加首相 ただ、核保有国を含む首脳がそろって訪問したことは「百聞は一見にしかず。一定の成果はあった」と評価した。 別の県被団協の佐久間邦彦理事長（78）は「被爆者が言っていた体験、悲惨さがどういうものか、（首脳らは）核兵器の非人道性を自国民に率直に話すべきだ」と訴えた。視察の様子が非公開とされたことには、「被爆者として納得できない。（公開には）非常に重要な意味がある」と述べ、日本政府の判断を批判した。 核兵器廃絶国際キャンペーン（ICAN）のダニエル・ホグスタ暫定事務局長（35）は「現在の情