無罪判決 強制性交等で起訴された男性 「被害者の供述を信用するには積極的根拠が不十分」大阪地裁（関西テレビ） - Yahoo!ニュース

強制的に性交したとして検察が懲役6年を求刑していた男性の裁判で、大阪地方裁判所は、唯一の証拠である被害者の供述を信用するには積極的根拠が不十分として、男性に無罪判決を言い渡しました。 男性は2023年3月、大阪市内の被害者の自宅で、被害者の顔に枕のようなものを押し付けて抵抗を困難にし、ズボンを下げるなどの暴行を加え性交した罪に問われていました。 男性は「被害者の反応を見ながら、性行為を拒むなら行動に出られるだけの間合いを十分取りながら性的関係を進め、同意に基づく性交であった」と起訴内容を否認していました。 裁判では、唯一の証拠である被害者の供述の信用性が争われ、検察は、「被害者の供述の一貫性や被害申告自体に、心理的抵抗を伴う性犯罪被害者の供述は信用できる」として懲役6年を求刑しました。 大阪地方裁判所の山田裕文裁判長は、15日の判決で、被害者の供述には、ハーフパンツを脱がせるなど様々な被告