郵便物配達数の推移をさぐる（不破雷蔵） - エキスパート - Yahoo!ニュース

・日本の郵便事業による郵便物の件数は国内便では2001年度、国際便は1992年度がピーク。それ以降は大よそ減少。 ・年賀郵便の件数は1997年度がピーク。直近の2017年度は21.0億件で、ピークと比較して4割強の減少。 ・小包や荷物の件数は総じて増加。2003年度あたりから急激に件数は著しい増加を示す。 配達数のピークは1997年度日本国内ならば原則的にどこへでも均一料金で郵便物を配達する郵便事業は、情報や物資の伝達を担うインフラとして欠かせない存在。一方で昨今では携帯電話やインターネットの普及に伴い、情報伝達手段としての優位性が失われ、利用機会が減少しているのも否めない。そこで、日本の郵便事業における郵便物の配達数動向を、日本郵便などの公開データを基に確認することにする。 検証する値は引受郵便などの件数。要は郵便局で配達のための引受を行った件数。事故などによる喪失事例もゼロでは無いが、